作業場内の気流影響 ~事例紹介~

現在、化学物質の自律的管理について対策を進めていらっしゃるご担当者様も多いかと

思います。リスクアセスメントや確認測定等多くの対応が求められる中ですが、改めて

今回環境改善を進める際のポイントの内、 “気流影響” についてのケースをご紹介致し

ます。

 

作業環境改善の主な手法として優先順位ごとに以下の内容があげられます。

この内、2.と3.については “気流” の要素が影響を及ぼすことが多く、現場では以下の

ような事例がみられることがあります。

 

  • ● ケース 1

 有害物質を用いる作業者のワーク部分へ濃度の希釈を狙い扇風機で風をあてた。

→扇風機の風量・風向などの影響によって有害物質が拡散してしまい

他の測定点・周辺エリアに影響を及ぼす結果となった。

 

  • ● ケース 2

測定対象の部屋のドアを挟んで隣室に有害物質を含む対象が、開放状態で

置かれていた。

→測定対象部屋では、局所排気装置が設置・稼働されていた為に室内が

隣室と比べて陰圧となり、ドアスリットから有害物質が引き込まれていた。

 

  • ● ケース 3

排気装置(外付け式)設置下での作業であるが、付近通路の別作業者の往来が多い。

→人の移動で発生する気流(外乱気流)の影響を受け、有害物質が

排気しきれずに拡散していた。

作業環境改善を進める際には、作業場内の “気流” に目を向けることでスムーズに改善

につながる場合などがあり、反対に以下のような思わぬ気流影響で有害物質の拡散に繋

がっていたというケースも存在します。

作業場では暑熱対策、作業工程上の制約など多くの要因があり、気流影響を全く無くす

ことは現実として難しい面がありますが、

以上のような対策例などをご検討頂き改善活動を進めてみられてはいかがでしょうか。

当社では測定の際、必要に応じスモークテスターや差圧計などを用いながら有害物質

の拡散状況と室内気流の関係性を踏まえ改善のご提案を致しております。

環境管理にお困りの際にはお気軽にご相談ください。

 

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